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2007年 12月 01日
海外で働くということ2
夏からの赴任後4ヶ月が経過。
はやいなーー。



今日は仕事の話を少々。。

僕の立場はアシスタントチーフですが、
現場に近いポジションで実作業を現地スタッフとともに
やっています。

日本でもモデル現場前線での実作業担当が多く、
また昨年の半年間の北米拠点でのモデル作業も経験し、
各拠点でのモデル製作のあり方など考えることもしばしば。

アメリカでの作業は日本文化と近いこともあり、
まあやり易かったかなあ、最初は大変だったけど。

しかしここ欧州では。。



【時間管理概念】

概念の違いが明確に現れます。
ていうか、ずばり、ない(涙)

期限を点で捉える、日本、アメリカ的文化。
期限を(良く言えば)柔軟に捉えるフランス人。

日常の生活においてもこの時間概念の違いは
我々にとっては大問題です。

「2.3日で修理終わるから」=「1〜2週間」 (笑)
「30分で終わらせるから」=「3時間」(涙)

彼等を厳しい日程表などで管理するやり方もありますが、
多くの場合うまくはいかないようです。
(フランス人が最も好まない方法らしい)


【責任及び分担概念】

「誰が」「いつまでに」「どのように」「どの部位を」、、
というような我々が当たり前に考える「担当/責任」などの概念も
ここでは、薄々です。





書いてて気付きましたがキリがありません(笑)
多分不満大会になりそうなので、この辺で辞めとこうかな。


ただ、アメリカでも、ここフランスでもそして日本でも
同じことがひとつ。

それは「信頼関係の重要さ」です。

互いに信頼関係が築けていれば、どこまでも助けてくれるフランス人。
特に困ってる人に対する対処は素晴らしいと思います。


最初は信頼関係もなにもゼロから始まるわけですが、
日々の会話や互いの仕事ぶり、

「あ、こいつ真剣に考えてるなあ」
「このデザイナーの言うことは結構マトを得てるな」
「いつも現場のことを考えてくれてるな」

などと思ってもらえれば、、そこからの彼らのパワーは凄い。



最近徐々にではありますが、信頼し合い、
仕事だけでなくいろいろな話が出来るようになりました。

人間関係の基礎を築いた上で、
良いデザイン、良いモデルが作れそうです。

ガンバローっと。

by sono2006 | 2007-12-01 02:03 | 南仏生活
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